2014年1月5日日曜日

続々 どうしてそう思ったか。



お正月休みが長かった方も、そろそろ終わりですね。

むニャむニャ もう食べられニャい


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それでは、続きを。


航空会社を退職した後、間髪入れずに、
大きなホテルにコンシェルジュとして迎えてもらえることになった私は、
毎日、家に帰れる仕事なんて夢のようだよ、とすら思っていました。

ショッピングモールに隣接していて、いろんな国の人が来て、
大きな宴会場や、高級レストランがあり、高級スポーツクラブもあるホテル。

今までの職場と、何もかも違う中
一つだけ共通する事は、お客様が笑顔になる、ということが
最高の報酬だということでした。

しかし、思った以上に人の入れ替わりが多く
自分の3人のチームから、1人いなくなった時
17歳のニャーくんが、ベッドに来なくなり
元気がない事に気がついたのでした。

仕事はキツキツになったばっかり。休めない。
かかりつけの病院の開いている時間には帰れない。

ニャーくんの事がわかっているキャットシッターがいてくれたら、、、

ずっとお願いをしていた「キャットシッターくにとも」は、
その前年に休業なさっていたのです。

結局、次の休日だった3日後、病院に行きましたが
糖尿病性ケトアシドーシス。深刻な状況でした。

その後、一旦は持ち直してインシュリンを打ちながらの日々。


あんまり調子よくないけど、今日も休めないからと
後ろ髪引かれて仕事に行った日。
嫌な予感に、急いで帰ると、
ニャーくんは、私にサヨナラも言わないで虹の橋に旅立っていました。


不本意な形で、苦楽を共にした相棒を失くしてしまった私は、
全然立ち直れませんでした。

にぃにがいニャくなって、だいぶ探した。


四十九日を迎える頃、
私は、猫と猫家族を持つ人のための仕事をしようと考え、
少しだけ、前を向く事が出来ました。


それからは、1年をかけてホテルの仕事をちゃんと片付けようと
準備を始めましたが、猫とは関係ないところで次々と事が起きて
背中を押されるように、半年後に退職。

これは、ニャーくんが急げと言っているんだと
猫の森の南里さんに、
キャットシッター育成講座の申込書を郵送し、
第一歩を踏み出しました。

 

そして今、ここです。



お立ち寄り下さって、お読みいただいて、ありがとうございます。
明日から、またがんばりましょう。




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