2013年8月3日土曜日

そっと開けて、すばやく!が大事


まさしく今、あの大きな音の、季節ですね。



花火の音や雷で、驚いてパニックになって飛び出し、迷子さんになってしまう
ワンコさんが多いと聞きます。

先代のニャーくんを育てた、アサくん(おんなのこです。)は、

救急車のピーポーで、歌を熱唱してしまうコでしたが、
大きな音はだいじょうぶだったような?


ひと月ほど前、私はめいを脱走させてしまうという大失敗をしました。

多くの里親募集にも、適切な脱走対策をすることという条件がついています。


めいを迎えると決めた時から、脱走対策はしていたつもりでした。




先代のニャーくんは、ずっと出入り自由で過ごしていたのですが、



FIV(猫後天性免疫不全症候群 ヒトには感染しません。)のキャリアであることが発覚してから
完全室内飼いにしようと、長い間戦いました。

最初から完全室内飼いなら、FIVにはならなかったんじゃ?

それは、その通りです。
本当にダメダメな私でした。


外を知ったら、部屋の中に留めておくことは簡単ではなくなります。
猫は好奇心が旺盛なのに、習慣を絶対に替えたくないと主張します。
見回りに、猫の集会に、行かねばならなくなるのです。

いつでも、隙あらば もしくは力ずくでも出て行こうとするニャーくんを阻止するのに、
脱走防止のアイディアを試しては失敗し、
泣いて抱きとめ、お願いだからと言い聞かせても
サッシを開けて、網戸を破られる日々を乗り越えたので、
自分は大丈夫と、高を括っておりました。

(ちなみに、阻止には...脱走気分が少なくなるには1年以上かかりました。
 最後の2年は脱走はありませんでしたが、
 外に行きたい気持ちはゼロにはならなかったように思います。)
 

そこまでして、完全室内飼いにしなくてもいいのでは。
行きたいのをやめさせるのは、人間の都合に猫を無理矢理つきあわせているのでは。
そういう考えもありますが、
これについてはまた今度。



で、脱走防止の話ですが、
膝くらいの高さの金網を玄関にセットして、
そんな高さでも、障害物があると猫たちが感じるだけでも抑止力になる、と思っていましたが、
玄関は人間も出入りするのです。

荷物と傘を持っていた私は、脱走防止ネットを自分の足で倒してしまい、
あらあらと思っている間に、めいを脱走させてしまったというわけです。

それからは、脱走防止は金網ではなく「すだれ」です。


これを使って、そっと扉を開けて、すばやく出入りする。
たとえ、ちょっとゴミを捨てに行く時でも。



またもや、手作り感満載ですが、
これはこれで、いいとこあるのですよ。

ピンと伸ばさなければ、ちゃんと自立して、
いろんな形に変えられるのが最大のメリット。
狭い玄関でも、扉の開け閉めの間の、自分の立つスペースを確保できます。
ナチュラル感ありありで、お手頃価格です。これは1000円未満でした。




とはいえ、
建具屋さんに特注する格子の扉や、飛び出し防止のゲートとか
今はたくさん素敵なものがあります。

私のように、脱走されて冷や汗たらり真っ青になって
「どうしよう~!!」と思う人が、少しでもいなくなりますように。




お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
また明日。










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